当農園の梨作りをご紹介します。
今年度の梨作りについては、当ホームページ管理人によるブログ「吉井農園ブログ 」にて、リアルタイムでお伝えしています。

1年間の作業の流れ

1年間の作業の流れ
花芽の整理・摘蕾・摘花・摘果 花芽の整理・摘蕾・摘花・摘果 花芽の整理・摘蕾・摘花・摘果 小袋かけ・大袋かけ 小袋かけ・大袋かけ 出荷 肥料撒き 剪定 誘引 以上の作業の合間に農薬散布を数回行います。

1年間の梨の仕事の大まかな流れです。年によってそれぞれの仕事の時期は前後しますが、毎年このような手順で進めて行きます。
各文字をクリックすると、その説明に飛びます。

花芽の整理・摘蕾・摘花・摘果

花芽【花芽の整理】
梨の木に出来る花芽の中で、その形や位置を考え、必要でない芽を取り除きます。この作業で花芽全体の70%を落としてしまいます。
(左の写真は作業後の花芽)

摘蕾【摘蕾】
花芽の整理で残した花芽全てに、花を咲かせ実をならすと、葉っぱの数に対して実の数が多くなりすぎ、美味しい二十世紀梨ができません。よって、木の勢いや、昨年の実の質を考えながら、必要でない蕾を写真のように取り除きます。矢印の先が、取り除いた後の蕾です。

【摘花】
摘蕾後、ひとつの花芽から8〜10個程度の花が咲いていきます。この花の中から良い果になりそうな物を2個だけ残し、他のものは取り除きます。この作業を摘花と言います。
吉井農園では、人の手による受粉作業は行いません。農薬散布を最小限に抑えているので、摘花前にはミツバチを始めとした数種の虫たちが梨園を飛びまわり、梨の受粉を手助けしてくれます。
満開   摘花後
(左の写真は満開の梨の花)       (右の写真は摘花後の梨の花)

摘果後【摘果】
ミツバチたちの働きの甲斐があり、果実が出来始めた頃、摘果を行います。摘花で残した2つのうち、形や状態を見比べ、良い梨になりそうな方を残します。
果実は、始めはとても小さいものですが、摘果も終盤に差し掛かると左の写真くらいまでになっています。
(写真は摘果前の果実の様子)

小袋かけ・大袋かけ

梨も人間と一緒で、日焼けをします。綺麗な緑色をした二十世紀梨ですが、日焼けをすると黄色になってしまいます。そこで、果実に袋を被せることで日焼けを防ぎ、また、病気・害虫からも梨を守ります。

小袋かけてます【小袋かけ】
小袋をかけた梨の様子です。
摘果が終了したらすぐに行います。全員総出で袋を掛けていき、3日〜4日で終わらせてしまいます。雨が降ると袋を閉じる糊がくっつかず、作業ができません。晴れている日に急いで行わなければならず、短い間ですが吉井農園は慌しい雰囲気になります。

大袋かけてます【大袋かけ】
小袋をかけてから約20日後、大袋かけを行います。小袋の上から大袋をかけ、二重に梨を守ります。

出荷

吉井農園が一年で一番忙しい時期、それが出荷時です。家族総出で出荷作業に当たります。
収穫した梨は、その日のうちに出荷します。そして収穫のタイミングは、梨の生育を良く見て、一番美味しい時期にお客様の元へ梨が届けられるタイミングに行います。
収穫係が取ってきた梨を、箱詰め係がひとつひとつ手作業で袋を取り、梨の良し悪しを吟味した上で、良いものを選んで箱に詰めていきます。

肥料撒き

秋の梨園出荷が終わってからは、しばらく梨を休めます。

梨の木は、その年に貯めた養分で翌年の春、果実を大きくします。夏の間にたくさん太陽の日差しを浴び、光合成を行い養分を蓄えてきた梨ですが、さらに来年に向けての十分な養分を確保させるため、秋に肥料を与えています。与えるのは、油粕。化学物質が含まれる肥料は使用しません。
この他に、廃棄された畳を農園内に敷き、畳内の藁を腐らせて肥料とするなど、吉井農園では有機肥料のみで梨を育てています。

剪定

冬になり、木が休眠したら、剪定(せんてい)を行います。
木の1本1本をよく観察し、その木の勢いや花芽の数、枝の重なり具合などを見ながら、必要でない枝をハサミ、ノコギリを用いて切り落としていきます。そうして樹形を整えて行き、枝同士が重ならないように、木と木がぶつからないように、調節します。
剪定していない   剪定している
(左の写真は剪定前の梨の木)      (右の写真は剪定後の梨の木)

誘引

誘引枝の成長する方向をコントロールするために、梨の枝を棚(園内に張り巡らせた針金)に固定します。これは、台風等の風害対策にもなります。
枝が重なり合わないように、将来の樹形を頭に描きながら、麻紐で枝を針金に結び付けていきます。

農薬散布

農薬かけ二十世紀梨の天敵である病気・害虫は、その種類によって、葉っぱの裏であったり、新梢の先端であったり、果樹の付け根であったり……と、発生する場所は様々です。よって吉井農園では、一本一本の枝の左右両方から、丁寧に農薬を散布し、その時期に対策を施さなければならないものに対して、適切な処置を行います。これにより、農薬の回数を減らすことに成功しています。

二十世紀梨の生産・販売 吉井農園
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