2003年

 皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
早一年が過ぎ、今年も、二十世紀梨をお届けする季節がやってまいりました。
 毎年のことながらおかしな天候で、もう天気のことなど農園便りに書くのも嫌になります。

 当地方も、お盆など長袖の衣服でなければならないほどでした。盆を過ぎて、例年は7月下旬梅雨明けに出てくるアブラゼミが、我梨園にすさまじい声で鳴き始め、歩いていても体に当たるくらいになってきました。

 セミは、6年も7年も土の中で木の根に食いついて生活しているのになぜ外の天気が分かり、暑くなってから出てくるのでしょう。不思議に思います。
 東北地方のセミなどは、この夏どうしているのでしょう。

 毎年冬になりますと、テレビで放映されますマラソンや駅伝を見ながら、あそこには、あのご家族が居られるなと思っています。
 最後になりましたが、皆様お身体に気をつけてお過ごし下さい。

園主:吉井誠一